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2007年05月04日

他の抗酸化物質の持つ問題点

問題点1)「脳・血液関門」の問題
 
 血液中に抗酸化物が溶けているからといっても,それらが必ず脳組織に到達できるとは限りません。脳は人間の臓器の中でも最も重要なものです。血液が脳に至る間には,一種の関所のようなものがあって,脳内に出入りする物質は厳しくチェックされます。

 ところが,活性水素は脳・血液関門でも自由に出入りができるので,他の抗酸化物質よりも活躍の場が広がるのです。

問題点2)抗酸化物も「諸刃の剣」である

 例えば抗酸化物の代表選手であるビタミンCを考えてみましょう。ビタミンが活性酸素の毒性を消すということは,活性酸素に電子を渡す(=還元する)ということです。その結果として,ビタミンC自身は酸化されてしまいます。

 この酸化によって,ビタミンCは,デヒドロ・アスコルンビン酸というものに変化します。このデヒドロ・アスコルンビン酸は始末の悪いことに,遺伝子に障害を与えることがあるのです。

 せっかく有害な活性酸素を除去したのに,その結果できた物質が遺伝子に害を与えてしまうのです。このような現象は,ビタミンCだけではなく,他の抗酸化物についても起きることが知られています。酸化と還元が同時に起こる現象である以上,これはし方のない事実です。

 しかし活性水素の場合は違います。電子を奪いたくてうずうずしている活性酸素と,電子を与えたくてうずうずしている活性水素を組み合わせることで,有害な活性酸素は除去され,あとには無害な水だけが残る。ただそれだけの話です。遺伝子には何の悪影響も与えませんから,問題は全く起きないわけです。



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