2007年05月01日
赤ワインのポリフェノールが動脈硬化を予防する
つまり、赤ワインには動脈硬化を予防し、ひいては心臓病をも予防する効果があるのです。赤ワインのポリフェノールは、その量からいっても、ぶどうの果実に含まれていたものが大部分です。
しかし、赤ワインは果実だけでなく、果皮や種子、さらにぶどうの房がついている小さな枝(果こう)、そして若干ではありますが熟成用の木の樽から溶け込んでくる成分まで、すべてがいっしょに発酵されます。そのため、各種のポリフェノール多量に含まれているのです。そして、この赤ワインのポリフェノールの多くは果皮や種子に多く含まれています。
ポリフェノールにはいろいろな種類がありますが、赤ワインの場合、次のようなものが含まれています。
● 味覚(渋み)物質……タンニン類、カテキン類、シンプルフェノール類
● 赤色物質……アントシアン類
● 黄色物質……フラボノール類
赤ワインには、タンニン類とアントシアン類が多量に含まれています。
一方、白ワインの醸造には果実だけが使われ、果皮、種子、果こうなどは含まれません。したがって、白ワインのポリフェノールの量は赤ワインの約10分の1で、抗酸化物質の効果も約10分の1なのです。
なお、ロゼの場合は、ポリフェノールの量も赤と白の中間となります。
抗酸化力を高めるには、適切なワインを選び、適量飲むのが理想的です。 赤ワイン南の地方のワインのほうがポリフェノールの量が多いことがわかっています。これは、日照時間に関係があります。樹上でたっぶりと日光が当たったぶどうは、それだけしっかりと赤く熟成しています。つまり、色素の量も多いのです。さらに、日照時間が十分にあった年に収穫されたぶどうのほうが、よく熟成しています。
また、「肉には赤ワイン」といわれますが、これは活性酸素対策からいっても正しいのです。それは、肉や乳製品を食べていて、動脈硬化や心臓病を予防するには、抗酸化物質を多く含む赤ワインを飲んだほうが、活性酸素の害から体を守ることになるのです。
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