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2007年04月29日

お茶に含まれるカテキンは抗酸化物の一種

 お茶では、紅茶や緑茶、最近ではウーロン茶などが人気かありますが、これらには、
抗酸化物質でおるポリフェノールの一種のカテキンが入っています。

 実は,緑茶・紅茶・ウーロン茶などのお茶は、同じ葉からできています。お茶には若葉を使用しますが、摘んだ若葉を蒸したあとに火にかけ、乾燥させながら手で揉むと緑茶ができます。

 一方、若葉を発酵させると紅茶となり、また半分発酵した段階で加工するとウーロン茶になります。

 お茶にはカフェインとビタミンCが入っていることは,よく知られていますが、そのほかにも有効成分があります。それは、お茶の渋みのもとであるカテキン(ポリフェノールの一種)という抗酸化物質です。なお、このカテキンは紅茶やウーロン茶では発酵の過程で半減してしまいます。

 かつて「静岡県は全国でもがんにかかる率が低い」という調査結果が発表され、そのことについてさかんに研究されました。じつは、静岡では昔から緑茶を飲む習慣があり、しかも1日に飲む量が多かったのです。つまり、緑茶に多く入っている抗酸化物質のカテ
キンが、活性酸素の発生を抑えるので、がんの発症が少ないと考えられたわけです。

 なお、カテキンには抗酸化作用だけでなく、わずかですが血中コレステロール値を下げる働きもあります。

 ちなみに、お茶を入れる際には、沸騰したばかりの熱いお湯を注がないようにします昔から、「お茶はやや冷ましたお湯で入れるとおいしく飲める」といわれていました。これは風味とコクの問題としてとらえられた発想ですが、じつは活性酸素に対するカテキン
の働きに関係があると考えられています。

 また、疲れたときにお茶を飲むと気分が落ちつきますが、これはカフェインの作用です。カフェインは中枢神経に作用して興奮させる働きのある物質ですが、お茶として抽出するとその興奮作用は穏やかになり、疲労を回復させ、記憶力をよくし、判断力を高めて
くれるのです。



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