2007年03月23日
活性酸素はさまざまな病気の原因となる
現在、最もおそろしい病気は何といっても「がん」でしょう。がんは、現在日本人の死亡原因の第1位を占めています。実は、このがんの発症に活性酸素が深くかかわっているのです。
私たちの細胞の遺伝子には、いろいろな役割を持ったものがありますが、その中にがん遺伝子、がん抑制遺伝子、DNA修復遺伝子というがんの発症にかかわる遺伝子があることがわかっています。
がん抑制遺伝子が活性酸素により阻害されると、がん遺伝子が働きだしたり、またDNA修復遺伝子が活性酸素により障害されると、がん化した遺伝子を正常に戻せなくなってしまい、やがて正常な細胞がどんどんがんとなり、その組織や器官ががん化することがわかっています。
活性酸素の研究が進んできた現在では、動脈硬化やがんだけでなく、生活習慣病(成人病)などの病気の約9割に、活性酸素が深くかかわっているらしいといわれています。
幸い、私たちの体には、活性酸素の害に対抗するシステムが備わっています。体の中には活性酸素の害を取り除く各種の酵素があり、またビタミン類にもこの機能があります。
さらに、食べ物の中にも、活性酸素を除去する働きをする物質があります。抗酸化物質を上手に働かせ、活性酸素の害から私たちの体を守ることが大切です。
活性酸素の発生とその障害をできるだけ防ぐことが、これからの時代の健康維持のために大切なことなのです。
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